おかげさまの気持ち

お盆週間がおしまいになり、蝉の声もちょっと盛夏を過ぎたかんじに聴こえてくるようになりました。でも、まだまだ暑いですね。夏バテしてはいませんか?その暑い中、甲子園の決勝戦はまさに熱闘でしたね。二日間にわたる攻防、再試合の最終回まで見ごたえのある集中したプレーに、日ごろはあまり野球をみないわたしもひきつけられる思いでした。
 優勝した早稲田実業の監督の言葉に、「甲子園でたくさん試合をさせてもらって、強くしてもらった。」とういうものがありました。優勝チームを育て勝たせた監督、自慢のチームのメンバーを褒めたい気持ちを持ちつつ、それができたのは、甲子園で出会った多くのチームのおかげであるという言葉は、一服の清涼剤のようにこころに響きました。
 昨日は、全米プロゴルフ選手権でタイガーウッズの優勝が決まった日でもありました。それも2位とは大差の優勝。全英に続いてのメジャー優勝は強いタイガーの復調を印象付けるものでした。ゴルフは自分ひとりで監督も審判もプレイヤーも同時にする競技。技術はもとより精神力と集中力の要求されるスポーツです。タイガーの優勝インタビューにも「今のわたしを創ってくれ、力を与えてくれたのは父です。」というものがありました。タイガーにゴルフを教え導いてきた父を失った悲しみを抱えつつも、自分を律してプレイした結果が優勝。今の自分があるのは・・・そう考えられる視界の広さ、だれか(なにか)のおかげで自分があると思える謙虚で冷静な気持ち。
全力を尽くして集中して結果をだした人に、どこか共通する境地なのかなあと感じました。
 日本語には「おかげさまで」という慣用句があります。「おかげさまで志望校に合格することができました。」「おかげさまで大怪我をせずに済みました。」自分の幸運を漠然としたなにかに感謝しつつ、謙遜して相手に伝える意味合いの日本人らしい、少々古くさい言い回しという印象を長く持っていました。ところが最近になって、自分でもこの言葉が気になり、平気で使っていることもあります。
 全力を尽くしたあとの幸運な結果に、真摯な気持ちで感謝の気持ちをこめて「おかげさまで」と使いたいものだと思いました。     
  ruko


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