音博

京都音楽博覧会に行ってきました

今年の演者で私が一番強烈な印象を受けたのは「角野隼人」さんです

舞台にはグランドピアノとカバーを外して弦が丸見えになっている

アップライトピアノと2台準備されていました

私は誰かシークレットで参加して二人で連弾でもしてくれるのかなと少し期待しました

最初はグランドピアノでショパンの「幻想即興曲」を弾き

私も含めてさっきまでザワついていた周りの人々も

途中からただただ聞き入っていきピアノの音が響く静かな空間になっていきました

圧巻は確か3曲目か4曲目だと記憶してます

グランドピアノからアップライトピアノへと場を移したかと思うと

(私の期待は裏切られましたが)

ピアノの鍵盤ではなく板の部分を直接右手で大きな音がでるよう叩き

リズムを取り始めました

左手はピアノの鍵盤を押さえて音を出すのではなく

ハンマー代わりにして直接弦を弾き音を創りだしていきます

そうしながらも板を叩いていた右手が時折鍵盤でメロディーを奏でます

こんな演奏法今までみたことない!

なんて柔軟な演奏の仕方なんだろう!

今まできいていたピアノの音とはどこか違う音です

ショパンコンクールセミファイナリスト・東京大学大学院情報理工学系研究科卒業・高い身長・素敵なルックス・柔軟な発想力・しゃべりもうまいetc…

天は五物も六物も与えてるじゃんと思える人物でした