ニンカンの友人たち

 このごろ、南山短大の2人の同級生とよく会うようになった。
いつも親しくしていた仲間ではなく、互いの存在は知っていたが・・・という程度の知り合いである。
しかし、南山短大人間関係科というキーワードは、わたしたちをあのころに一気に引き戻す、まさに時空を超えて引き合う力がある。
今年をもって、南山短大そのものがなくなり、保管されていた資料や、卒業研究の論文も作成者が引き取り・・・ということがあったせいだろうか、どんな学生時代だったかをよく話している。
最近は、卒業研究の話をした。
わたしは「コミュニティ」という各論で、
「南山短大コミュニティを活性化するために」というテーマで、アクションリサーチの手法で共同研究した。やっていた当時は、わいわいがやがややった楽しさだけが残り、何が何だかわかっていなかったが、このごろようやく、組織に働きかけ、その効果を検証するということをしていたのだなとわかってきた。それと同時に、私たち共同研究者のグループプロセスにも働きかけ、グループの成長も見ていくことを求められていた。
いつまでも忘れられない体験である。
何度も思い出し、今の自分の考えを織りまぜながら、自分の中であのころの物語を作りなおしている気がする。
体験から学び、繰り返し内省し、あらたに起こったさまざまな体験や他者からのいろいろな働きかけから、自分の知見を生み出すことがラボラトリー方式の体験学習であるならば、わたしは30年かけて、まだこの先も、卒業研究の体験を何度も思い出し、意味づけ、自分の価値あるものにしていくことを繰り返すのだろうなと思う。
こうしたことができるのも、Seedsにいて、良い刺激をもらっているおかげかも・・・
こちらはわたしにとってのフォローアップグループなのかなと思う。
今日も、南山短大の友人とランチの予定である。
こちらは卒業後に同じ年齢の子どもを持っていることをキーに集まるようになった仲間である。
そして、今のわたしたちの話をする。
美味しいものを食べ、なんでも言い合える場に、今回もわくわくして出かけるわたしである。


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