映画「そうかもしれない」

今日は、次回の研修の打ち合わせの予定だったのですが、その前にということで、打ち合わせ相手を誘って、映画「そうかもしれない」を観に行ってきました。
上映中の観たい作品の筆頭。先週の時点では間に合いそうにないなぁと思っていたのですが、上映延長が決まり、念願かなって観に行くことができたというわけです。
桂春團治さんと雪村いずみさんがご夫婦。ストーリーは、片方にアルツハイマーが発病して…という話しです。うっかりネタばらしをしてしまいそうなので、触れませんが、お二人とも、人生の年輪を感じさせる味わい深い演技でした。
劇中の台詞の中に「二人だけの言葉で会話している」という物があるのですが、わたしは、会話もさることながら、“二人だけの間(ま)に何かが溢れている”ように感じました。
終わり近くになって、劇場の他の観客から、押し殺した嗚咽が聞こえて来るようなラストシーンですが、先に見ていた友人が言ったように、「あの二人は幸せな人生だったんだと思うよ」と、私にも思えました。
「心温まる」というよりも、「夫婦」の形を考えるという機会を与えてくれる作品かもしれません。
ところで、この作品は、ちょうど1年前の「東京国際映画祭」への出品作品だったのですが、その前後に韓国作品「私の頭の中の消しゴム」、渡辺謙主演の「明日の記憶」とアルツハイマーを扱った作品が立て続いています。流行というだけでなく、この病気の実態が広く知られなければいけない時代を反映しているのでしょうか。


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