1月例会
1月の例会
報告が遅くなりましたが、新年を迎えた1月14日、定例会を開きました。
今回も文献「ナラティブ・プラクティクス」の続きを読み進めました。
今回のテーマの一つは、自殺によって愛する人を亡くした人への対応についてのトピックです。
自ら命を絶った息子について話す母親の心情をマイケルが引き出し、自殺の意味を受け止め、意味付けしていくことで、
彼や家族にとって、自殺が不名誉な出来事ではなく、彼の人生や価値観を再び思い起こし、目に見えるようになることで、もっと繋がっていると感じるようになると述べられています。
感想として、「故人の名誉を守ることを大切にしたアプローチという印象を受けたが、これから生きていく家族や友人が、そのことをどう捉えて、これから生きていこうとするのか、そこにも意識を向けていきたい、、、という意見も上がりました。
もう一つのテーマは、「カップルセラピー:カップルを冒険へに導く」です。
とても興味をそそるタイトルです・・・。
ここでは、カップルとのナラティブな関わり方についてのアイデアがいくつか「質問」という項目で述べられていきます。
質問という行為を通して、私たちは気づかされていきます。
これらの再構成の実践は、ユニークな結果への質問であったり、変容に関する質問であったり、オルタナティブな実戦への質問であったりと様々です。
今回は、メンバーの都合により、以上の2つを取り上げました。
そして、次回、いよいよ最終回です。
議事については、4月からの定例会の日程を決めたり、新しい文献についても検討し、決定!となりました。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。