青学陸上部 原監督講演会
人に誘われて青学の原監督の講演会に行ってきました。
関心を持って行ったわけではありませんが、なかなか面白く楽しかったです。
90分の持ち時間、原監督はかなり早口でしたが、3回も短い映像をはさみ、飽きさせない工夫をしておられました。
特に印象に残っているのは学生さんの行動指針についてです。
常に半歩先の目標を掲げ、達成できたらまた半歩先の目標をたてることや、「進化をとめると退化するぞ」を掛け声に、目標管理のミーティングをしたり、小集団を生き生きさせる様々な工夫の話が聞けました。
そして、今では大所帯の青学陸上部、学生さん同士が学び合うためにはミーティングで自分のことを語ることが大事だそうです。
そのためには、組織の心理的安定性について述べられ、話をすることへの肯定感、他者を否定しない風土、話し合いをする文化を挙げられていました。このことはどんな組織にもあてはまる大事なことで、体験学習の場づくりでも求められていることですが、なかなか難しいことでもあります。
その難しいことができているから、青学は駅伝強化に成功したのでしょう。
また、どんなことにも「思い」が必要と言っておられ、駅伝にかける覚悟のようなものを伝えてくださったように思いました。