4月の例会
例会では前回に引き続き「7つの習慣」の第2部について読み進めていきました。
最初に「今回の内容は短大時代の人間関係科で習ってきたことばかりだった。特に第一の習慣では短大時代の哲学の教科書のフランクル著『死と愛』を思い出した。」という感想がメンバーからでました。
第一の習慣(自分で考え決める)、第二の習慣(知的創造の実行)、第三の習慣(具現化、自由意志を発揮)のどの章にも”主体性“”目標設定“”自覚(=気づき)“影響の輪”のようなキーワードがあり
・人間関係科で教わったこと
・体験学習の循環過程
・目標設定(ねらい)の明確化と共有化
・今ここでの視点でみていく 等の大切なポイントを改めて意識しました。
しかし時代が流れて述べられている内容も変化しています。例えば本書では右脳(直感的・創造的作業)の能力を発揮することが低下していると表記されていますが、最近のAIの驚くべき進歩で今現在は右脳(人間なればこその能力)も大切になってきていることがメンバーから指摘されたり、他には現在主流の社会構成主義やナラティブの概念も知っておくと理解しやすいのかなとも思いました。自分でも常に最新の情報を取得し、学んでいく必要性を痛感しました。
個人のミッション・ステートメントを作成するにはその人の価値観が反映されます。価値観は経験から作られてくるものであり、変化するものです。よってある程度の成熟が必要になるのではという意見がメンバーから出ました。そしてこの個人のミッション・ステートメントが家族のミッション・ステートメントにつながり、会社等の組織のミッション・ステートメントに繋がっていきます。ここでベックハードのGRPIモデルについてメンバーから説明があり、やはり目標設定をしっかりしてそれを共有することが組織には欠かせないと確認できました
最後にメンバー皆本書にでてくる『正しい原則』と言う言葉の意味がわからず、最後まで読み進めるとわかるのではと今後に期待することにしました。
議事として今後の例会の日程を再度決め、次回例会以降で今年度の具体的な活動について話し合う予定となりました。また2021年度の活動報告と会計の確認もしました。