1月の例会

2022年、新しい年一回目の例会を行いました。

残念ながら1月20日に亡くなられた津村先生の思い出話から今回は始まりました。私たちにも大きな影響を与えてくれた大切な方でした。ご冥福をお祈りいたします。

今回から文献は「7つの習慣」個人、家庭、会社、人生の全て―成功には原則があったー スティーブン・R・コヴィー著になりました。多く方に読まれている有名な一冊だと思います。今回は第1部を分担してレジュメを作成し、話し合いをしました。

人格(個性)を認めていくこと、真の成功とは何か、見方が変われば認知される世界が変わるなどが書かれており、私たちがラボラトリー方式の体験学習を行う時に大事にしていることを再確認することができました。ずっと前から認知のことを学ぶ時に見ていた「若い女性と老婆」も出てきて、懐かしく話をしました。人は自分の見ようと思うもの、見えているものだけを認知していて、そこからパラダイムもつくられており、パラダイムを人格から切り離すこともできないと著者は伝えています。現代は個性主義が絶大な人気があるが、人間の成長過程には、しかるべき順序とプロセスがあり、各段階が大切で時間がかかり、どの段階も飛ばすことができないとも言っています。この中で、人の話を「聴く」ことが大事で、「聴く」ためには高度な人格の要素が必要不可欠だと、少々耳の痛いでも納得できることも書いてありました。「7つの習慣」は原則を中心に置き、効果性の習慣であり人格の土台になります。効果性には2つの側面<P=目標達成)/PC=目標達成能力>がありそのバランスが難しいとメンバーも皆感じています。ただこの7つの習慣を身につけることにより著者は依存から自立へ、そして自立から相互依存へと成長していき人間の成長過程を支えるものになると述べています。改めて少し勇気をだして自分自身のパラダイムの変化の扉を開き7つの習慣をとりいれていきたいです