年度末に想う

昨年10月に地元に戻り、11月から小学校で非常勤講師として働き始めました。通常学級の授業支援からスタートし、3学期は育休の先生に代わって特別支援学級の授業を担当することになりました。少人数のクラスでの関わりは通常学級とは異なり、一人ひとりとずっと深く向き合う時間でした。

15年ぶりの小学校現場は、以前とは違うことも多く、初めてのことも少なくありませんでした。戸惑いながらのスタートでしたが、気づけばもう年度末。昨日が今年度最後の勤務日でした。

学校という場は、年度単位での動きが大きいですね。3月は終わりの時期、4月は新しいスタートの季節——そういう感覚が他の仕事より強くあるように思います。先週は卒業式が行われ、明日は終業式。日本のこの季節は、春の到来と旅立ちに心が躍る一方で、やはり別れを伴うものでもあって、どこかに一抹の寂しさがあります。

次年度からは別の学校へ配置されることになり、昨日の最終日が、担当した子どもたちと会う最後の日となりました。別れをまっすぐに伝えられなかったのは、少し辛いところです。いつものように接して、いつものように手を振ってバイバイと見送りました。

寂しいな、という気持ちも確かにあります。でも帰り道にふと気づいたのは、その寂しさよりも、来年度ひとつ上の学年に進む彼らのことを思うと、応援する気持ちでいっぱいになっている自分がいたことでした。

そんなに大きな街じゃないから、またどこかでバッタリ会えるかもしれませんね。そのときは、うれしいな。