ご縁のつながり

初めまして。1月からSeedsメンバーになりました。よろしくお願いいたします。

随分昔ですが、2005年にマカオで東アジア大会というのが開催されました。辞めてから15年程経ちますが、当時テニスの公認審判員をしており、その大会へオフィシャルとして派遣され、アジア各国から派遣されたオフィシャルたちと共に過ごし、仕事をしました。日本からは主審が私を含めて6名、他にレフェリー等が3名だったと思います。滞在中はホテルとコートの往復に加え、試合がない日は少し観光できる時間もありました。私は香港のオフィシャルと仲良くなり、一緒に過ごす時間が多かったように思います。彼女とは、その後も何度か会ったりして、今でもSNSで繋がっています。香港からはもう一人男性オフィシャルも参加していました。香港の方たちはマカオについてよく知っているので、食事の世話をしてもらったり、観光スポットを案内してもらったりして、楽しかった思い出があります。その後、5~6年活動しましたが、家庭との両立も難しく、リタイアしました。

テニスを通じた友人がフィリピンにいます。家族ぐるみの付き合いがあり、つい先月もフィリピンに行ってきました。友人は、元フィリピン代表の選手で、私の地元でDAVIS CUP(テニス男子国別対抗戦)が開催された際、選手として出場していました。(当時の日本代表選手は松岡修造さん) 開催地として、大会運営に夫婦揃って渉外接待のお役で関わったので、相手国選手たちとも親しくなりました。それが縁でメンバーの一人とは交流が続き、彼はその後20年余を日本で過ごすことになり、かれこれ30年の付き合いです。その彼は現在母国フィリピンに戻り、ジュニア選手育成に励んでいます。フィリピンではテニスはマイナースポーツなのですが、最近ワールドランキング50に入るAlex Eala選手の台頭により、テニス人気も急上昇だとか。その追い風も受け、先月WTA125MANILA(女子プロの大会)が初めてフィリピンで開催されました。国家規模でのサポートを受けての開催で、その成り行きを見守っていたところ、友人の教え子3名がその大会のWC(ワイルドカード:主催者推薦枠)で出場できると連絡がありました。そうとなれば、応援に行かねば!ということで、急遽飛行機とホテルを手配し、なんとか5泊の予定を確保して行ってきました。

ホテル到着後、まだ練習をしているとのことで試合会場に向かいました。予選開始を翌日に控え、会場は設営準備はもちろん、一部工事も未完まま(日本では考えられない光景)でしたが、そこで友人や選手たち仲間と無事に合流しました。かつて審判員をやっていた私としては、どんなオフィシャルなのかに興味あり。そんな目線で大会が創られていく過程を眺めていました。と、そのとき明らかにオフィシャル関係であろう人たちがコートに現れたところ、なんと一人の顔に見覚えが。声をかけると、やはり彼でした。マカオで一緒に働いた香港のオフィシャルです。20年ぶりの再会は、嬉しいサプライズでした。ご縁は繋がるものだと、改めて強く感じた出来事でした。