1月例会

新年初の例会での文献は「感情的にならない」気持ちの整理術 第3章です。
この章では、「やってはいけない!ストレスを増やす行動・考え方」7つのポイントが
挙げられていました。3人で分担して内容について共有しました。

1.「言っても仕方のない」ことは言わない
2.悪口や噂話の輪に加わるのをやめる
3.SNSで全ての人に対応するのをやめる
4.1人で抱え込むのをやめる
5.「察してほしい」と甘えるのをやめる
6.勝ち負けにこだわりすぎない
7.人との距離感を近づけすぎない

内容は、こうできたらいいよねと言いたくなるようなことではありますが、
確かに注意しておくといいことなのだと話しました。
上手く出来ないことが人間らしさを感じることだったり、著者が言うようにすることで、
ストレスがたまることもあるよねと話したりもしました。
2.噂話の話などは、こんな風に関わらないようにすることで、
余計にいい子ぶっているとか言われちゃうよねとか本音も出たりしました。

3.のSNSは、自分がやっていないので実感がないと、我々の年代らしい反応がありました。
4.は「助けて」と言えると楽だと話され、抱かえ込むとしんどいよねと実感のこもった声も出ました。
5.察してほしいというのは、日本人に多いよねと話しました。
はっきりものを言うことが、あまり良くないという教育を受けたことがあることも影響しているのかもしれません。
本当の思いは、ちゃんと言わないと分からないということも話しました。

6.は、勝ち負けにこだわらない方がストレスは少ないと語られているのですが、
確かにと思いながらも認めてもらいたいという気持ちはあるよねなどとも話しました。
7.は、人との距離を程よくとるのは難しい。これは誰しも思うし、自分だけでは決められないことでもあったりもする。
お互いに心地よい距離感が取れれば嬉しい。もちろんストレスは少ない関係になれるのだろう。
沢山のしがらみがあると難しいねと言いつつ、本を閉じた。

次回は第4章を四月に読みます。

運営については、来年度の例会予定を中心に決めました。
来年度の文献は・・・
『人間関係の学び方−人間性豊かな関係を育む「ラボラトリー方式の体験学習」の理論と実践』
 土屋耕治・楠本和彦・中村和彦編著 ナカニシヤ出版 
を予定しています。