クオリティオブライフを目指して

お世話になった方からお招きいただき、別宅にお邪魔する機会がありました。以前勤めた職場の方たち5名で集い、ポットラックランチです。素晴らしい環境、素敵なお宅で、たくさんの美味しいお料理とワインを囲んでの楽しい時間は、あっという間でした。
海の近くにあるその別宅は、アイランドキッチンに広いLDK、5〜6LDKほどの広さでしょうか。地方出身の私も、その広さに思わず驚いてしまいました。建築家の方が手がけられたとのことで、こだわりの感じられるモダンな造りです。
こだわって集めた食器でお料理を出していただき、アクセサリーや雑貨など趣味で集めたたくさんのものは、それぞれ丁寧に整理されてディスプレイされていて、まるでお店のようでした。置いてある家具は、親戚にあたる家具職人さんによる手作りのオーダー品。その方の好みが随所に取り入れられています。どのお部屋を見せていただいても、「素敵〜!」しか言葉が出てきませんでした。
伺うと、都内にお住まいがあり、便利ながらもどこか窮屈さを感じていたとのこと。だからこそ、都会を離れた自然豊かな場所に広い別宅を持ち、好きなものを置いて、好きな人に来てもらえる場所にしたい——それを目標に、長年かけて実現されてきたのだそうです。
今回、素敵なお宅を羨ましく思ったのは正直なところですが、それ以上に心に響いたのは「クオリティオブライフ(QOL)」の実現、ということでした。
QOLとは、生活の質や人生の満足度を表す言葉です。身体の健康や心の安定、人間関係、仕事や学びの充実、生活環境など、さまざまな要素が絡み合って「自分らしく満足して暮らせているか」を指します。そしてQOLで大切なのは、数値や条件だけではなく、本人が感じる満足感や喜び——つまり、自分自身の主観にほかなりません。
将来こう在りたいという姿を具体的かつ明確に描き、それに向けて着実に実行している方を目の当たりにして、そのことを強く実感しました。私も「こう在りたい」を具体的に描き、期限を設けて、そこに向かって進む。そんなふうに生きていけるよう、歩みを進めていきたいと思います。


