うどんのお話

NHKの番組で「激突メシあがれ」という番組を見て思ったことを書いてみま〜す。

今回は「自作うどん」がテーマでした。
4月から始まった新番組のようで、ニュースついでに見ていたら、この番組になったというわけです。
多数の応募の中から、専門家が3人を選考し、スタジオに招いて実際に作ってもらって1番を競います。
うどんLOVEというか、うどんに人生かけてる人たちが登場していました。

番組を見ながら、うどんで、私が思いだ出すことといえば・・・、そんな話をここからしたいと思います。

一つ目は、今でいうママ友?の人たちと、手作りうどんに挑戦したこと・・。
優しくこねていたら、次は足でこねるのよ・・・と言われて、大きなビニール袋にうどんの生地を入れ、床に置いて円を描くように踏む・・・というものでした。
「あら、まぁ、そんな・・・」と、その頃のママらしく、皆ちょっとためらいながらも、うどんの食感ならぬ足感を感じながらの踏み踏み体験。新鮮でした。出来上がったおうどんがどんなだったのか、、は、思い出せないのですが、作った時の光景は今も記憶に残っている思い出です。

もう一つは、大矢知の手延べ「うどん」の思い出を・・・。
四日市の大矢知には、昔から手延べ素麺、ひやむぎ、うどんが盛んに作られています。
私の母方の祖母は、当時まだ小売をしていないお店も多く、それでも大矢知中の工場を回って、一番美味しい麺を探し求めていたそうで、そこで見つけた製麺所のひやむぎ、素麺、うどんを幼少期から食べていました。

冬になると、お鍋の最後にはうどんがあったりして、蕎麦よりうどんをよく食べた記憶です。
そして、父の好物が味噌煮込みだったので、大晦日の夕飯は、コタツに入って味噌煮込み。そして紅白を観るというのが
実家の大晦日の定番でした。
おせちを作る母にとっても、さっと作れて美味しい味噌煮込みは救世主だったのかなと思います。
本家本元の味噌煮込みに比べると、うどんも味噌の味も随分さらっと軽めです。
一人ずつの土鍋でグツグツ煮て、最後に卵を割って少し固まったタイミングで、ふうふう言いながら食べる・・・
懐かしい「うどん」の思い出です。

さて、自作うどんのゆくえは・・・?
こちらもそれぞれの人生の思い出がたくさん詰まっていて、だからなのか一段と美味しそうに思えます。
どれも、、、味わってみた〜い!

最近は、コンビニやスーパーでも麺類が豊富にあるけれど、自作うどんはあまりお勧めできないので、
どこか、美味しいお店、ご存知でしょうか?
お腹に優しいおうどんが、、、どちらかといえば好みな私です。