上用饅頭

3月も最終週になりました。戸外は暖かですね。
やっと春が来た!と嬉しい反面、昨日あたりからの黄砂にはびっくりしました。
生成りに霞んでいるのが目視でもわかるほどでした。
花粉症があるので、相変わらずのマスク着用、帽子をかぶり、パーカーを羽織っての外出スタイルです。
この時期、洗濯物は部屋干しと乾燥機を使ってます。
アレルギー用の目薬と常備薬も使って、今年も花粉の時期を乗り切ろうと思います。
突然ですが、皆さんは、どの季節が好きですか?
春? 夏? 秋? 冬?
Seedsの研修でも時々使うものに「フォースドチョイス」という実習があります。
4つの項目から一つ選んで、選んだ理由などお互いに話してみる、というものです。
初めて話す人とも、共通の話題を通して、話しやすい雰囲気になる実習です。
私は、いつも迷いながらも、梅雨に入る前の新緑の季節が好きなので、春を選ぶことが多いです。
若葉色から少しずつ、緑のグラデーションを目にする時、はっとさせられて、自分のこころもからだもムクムク・・と、元気になっていくところが好きです。
最近は、気候変動による影響のせいか、季節の移り変わる様が急に変化していますよね。
春がやって来たと思えば、翌日は夏のような日差しになったり、秋を十分堪能する前に一気に寒くなってしまったり・・と。
花冷えの季節でもあるので、体調には気をつけていきましょうね。
さて昨日は、黄砂が気になる中、訪問を約束していたご婦人を訪ねました。車で15分ほどの距離、今年米寿を迎えた方です。
教会の礼拝でよくお会いしていたのですが、3年ほど前に体調を崩され、教会の礼拝も控えられるようになり、今は、私が時々お家に伺ってお茶をご一緒することにしています。
今回は抹茶を準備していきましたが、すご〜く喜ばれて、たくさんお話できたのがよかったな、と思います。とても楽しい時間になりました。
彼女のお母さんが抹茶が好きだったこと、毎日のように頂いていたわ・・・と懐かしそうに話してくれました。
和菓子も、私が好きな白〜いこし餡の上用饅頭と桜色のふわふわ・・とした栗きんとんをそれぞれ2個ずつ。
小さな菓子箱を開けるなり、、、彼女も上用饅頭が大〜好き!ということで、和菓子の話も尽きません・・・。
こし餡の甘さと言い、外のモチモチ感といい、本当に美味しいですよね。
地味だけれど、名古屋は土地柄なのか、大抵の和菓子屋さんにはあるように思います。でも、何故か新潟上越では見る機会がないんですね・・・。
田舎饅頭、味噌饅頭、よもぎ饅頭、大福・・などはあるのですが・・。
そして、何と! 水ようかんを冬の季節に食べる習慣が新潟にあることを初めて知りました。これには驚きました。私が「水ようかんって夏ですよね?」と聞いたら、「え?冬でしょう!」という返事。
どの和菓子屋さんにも、スーパーにも、冬の時期なんですね・・・。寒いからお部屋が暖かい、温かいものを食べる、だからひんやりした水ようかん???と、頭の中をぐるぐるその理由を考えましたが、美味しいので、これ以上考えないことにしました。
お寿司のようなパックに、細長く短冊に切った水ようかんが4、5本入っています。優しい甘さなので、いくらでもつるりん〜と食べてれしまいます。
もし、冬に日本海側へ行かれたら、是非にお買い求めください!
それにしても、、美味しいものの話題は尽きません。そして、お抹茶に和菓子はいいですね。気持ちが洗われるというか、正される気がします。お茶の効用というより茶道だからでしょうか。
Seedsの例会でも、一服、所望しましょうね・・・。