母との時間

同居している母は今年89歳になりました

80歳も過ぎてもまだ夫である父の介護をし

やっと7年前に父が他界して

さあこれで自由に時間が使えると思った矢先

コロナの流行で母とはどこにも出かけることができなくなりました

それでもコロナも5類になり

ここ2~3年残り少ない母との時間を大切にしたい気持ちが強くなりました

まず仕事の夏休みを利用して旅行に一緒に行くことにしました

以前このブログでも書いた湯布院や前回の高千穂峡です

さらに正月には近場で一緒に初日の出を見に行くようにしています

それともう一つ大事に温めていた計画がありました

母は戦時中親戚の家に預けられたり疎開をしたりで

幼少期から名古屋市内の南区と北区で

学生時代から結婚するまでは西区で生活していました

当時のことをよく思い出して私にきかせてくれます

今そこがどうなっているのか知りたいようだったので

仕事の休みの時に車でそれらの地区を巡ってみました

南区では通っていた小学校に寄ったり

北区と西区では以前の家が今はもうすっかり無くなっていることを見たり

頭ではわかっていたことですが寂しそうな表情をしていました

写真もたくさん撮ったようです

私自身も還暦を過ぎいつ何が起こっても不思議ではないので

残された母との時間を大事に過ごしていきたいです