案内・情報の取説

郵便物やメールで、いろいろな案内が来ますよね。
ポイントが貯まるとか、WEB購入をして登録したことで送られるなど・・・。
気づけば、メールの大半がそれらの案内ばかりで、最近はもっぱら読みもせずに削除、削除をしている自分に気付かされます。

そんな中、紙で郵送されるダイレクトメールや情報誌の中で、手にとって読みたいものは
見やすい、読みやすいこともあって、断然いいな・・・と思うのです。
先日も、名古屋市内のとある画廊の案内が送られてきました。

今回は昭和初期の日本画家の作品を集めた展覧会です。
B5サイズの上質紙に作品の1枚がプリントされていて、裏面に会期や作品の見所が紹介されています。その作品の緑がまず目に飛び込んできて、よく見ると文字も落ち着いた緑です。思わず行ってみたいな・・と思わせる存在感のある案内状ってすごいですね。

この画廊に行くきっかけは、なんだったかな?  記憶を辿っていくと、そうだそうだ・・・とレオナルド藤田の作品を展示してあるということで尋ねたのがきっかけでした。
もう随分前、いつ頃だったでしょうか。その後毎回案内状をいただくようになりました。
絵画はとても高額で買えませんので、ごめんなさい・・・という感じですが、行くたびに「よく来て下さいましたね、見ていってください。」と丁重に対応して下さいます。
今のオーナーはおじいさんの代から3代目、お孫さんが継いでおられます。

もう一つは、手渡しで頂いた情報誌。これも不思議な縁がありました。
「かすがい市民文化財団広報誌」これは、地元の人には知られているようで今号はVOL.106、私は初のお目見えですが、結構年代を感じる情報誌ですね。
職場で講師をお願いしている造形教室の先生が、インタービュー記事に登場したからと頂きました。パラパラ・・・とページをめくっていくと、別の知り合いの人が登場しているコーナーがあって、あらま!と驚きました。そうしたら、その本人と数日前にお会いする機会があって、再びびっくり!企画も中々面白そうなことを話したら、なんとこの情報誌に携わっているということで、そんな偶然が重なることもあるのですね・・・。これからも色々な企画を考えているそうで、ちょっと注目株の情報誌になりました。

情報がいろいろある世の中で、情報や案内とどう付き合っていくか。手放していくもの、取り入れていくものといろいろある中で、人との繋がりが感じられるものは大事にしていいきたいのかなと、気づかされました。私の情報・案内の取説の基準なのでしょうか。

皆さんはどうですか。