大寒の日に

1月20日は大寒とあって、ここ数日の朝晩の冷え込みは格別でした。そのような冬の寒い日に恩師の逝去の知らせを知りました。本当に驚いてしまって、信じられない・・・、先生どうして・・・そういう思いがこみ上げてきました。

この悲しい知らせは、Lineメールだったこともあって、自分のこの気持ちをどうしたらよいか、わからないでいたけれど、共通の仲間同士が恩師の逝去を悼み、あっと言う間にたくさんのメッセージが寄せられていきました。

「少し 猫背な姿で ギターを弾く つんつん 数河高原 浦での 合宿中のつんつん
先生たちの中では一番歳も若く、何んでも一生懸命に取り組んでくれた 姿を思い出します・・・・」

そうそう、いつもギターを弾いて皆で歌った合宿の思い出、楽しかったな・・・。
私たちの青春そのものが、あの短大時代にあった。ワクワクしてたくさんの発見づくしだったあの頃・・・。

「70歳と聞き、先生!早すぎると叫びたくなりました。残念でなりません・・・」
本当にそうだよ、と心の底からみんなの叫び声が聞こえてきました。

「先生の表情や声色、微笑みながら見守る様子、人差し指で眼鏡を上げる仕草など、今ありありと思い出します・・・」
そうなのです。先生の声、ちょっとした先生のあの表情・・・・。

私は卒業後も体験学習やSeedsのつながりから、お会いする機会、関わらせて頂く機会が沢山ありました。一生懸命に生きること、一歩踏み出す勇気、今ふと思うのはこの言葉を先生から教えていただいたように思います。

私は、20日の夜、ふと先生の還暦パーティーに頂いた記念のストラップが引出しにあることを思い出して、取り出してみました。
ああ、つんつんカラーだ!と、しみじみ思ったので、その思いをある子に伝えたところ、どんなカラー?ピンク?と戻ってきました。
私は、思わずぷっ!と笑ってしまったのですが、「赤と濃紺だよ。ラガーシャツとかポロシャツで襟を立てて、着てた印象なんだけど」と返しました。
彼女からは「ラガーシャツはお好きだったかも。私はパステルカラーのVネックセーターのイメージあるなあ、テニスセーター。卒業してすぐに、短大裏のテニスコートで先生とテニスしたことあるよ。同期生と。」

そういう素敵な思い出があるなら、パステルカラーもわかる気がする。
みんな先生との懐かしくて、素敵な思い出がたくさんあるんですね・・・・。

まだまだ、先生との懐かしい思い出をみんなで語りたい、そんな気持ちです・・・。

先生のお葬儀は、愛するご家族とごく親しい方々による静かで温かいお見送りだったそうです。
先生のご冥福を心からお祈りいたします。