ミクロとマクロ
今月はセミナーつながりで書込んでみた
先日、日経女性セミナーで“経済を学ぼうという”セミナーがあり参加してみた
私はカタカナ用語が多いこともあり昔からどうも経済が苦手で
このセミナーも女性にわかりやすくお金について考えてみようという言葉に誘われての受講だ
今回講師として登壇したのがマクロエコノミストの肩書の女性A氏と
証券会社勤務の女性B氏の2人だった
“なぜにわざわざマクロという言葉がはいっているのかな・・?”
私のなかで起こった疑問だが
話をきいている中でナゾは解けた
例えば海外で100万円ほど買い物をした場合
実際に買い物をした日の為替レートでなく
後日クレジット会社で処理された日の為替レートでの金額になるので
円安になると手数料等も加わり130万ぐらいに膨れあがることがあるらしい
つまり旅行後日本に帰国してから正確な請求額が判明する
でもある人が実際に買い物をして請求書をみた時に
「いくら為替で請求額が30万増えても、うちは円安になると会社が儲かるからまあいいわ。」
というコメントをされたということだった
私にはこのコメントはありえない・・悔しさが先にたってしまう
ミクロ的に考えると100万請求が130万になり大損したと思いがちだが
逆に円安で会社が儲かるということになり
会社の利益増や給与アップになることも考えられる
目先の利益ばかりに気をとられることなく
大局的に経済を考えてみようという提案だった
それがマクロ的に経済をとらえることで
マクロエコノミストと名乗る所以だった
このことをききながら人との関わりのなかでも
うまく言葉にできないがミクロとマクロってあるのではとふと思った