親孝行?

今月27日(水)は今年から始めた「実家に帰ろうプロジェクト」が開催される。
年に4回の企画なので4カ月ぶりになる。

この企画、正直言ってちょっとずるい企画である。
だって私の親孝行の片棒を担いでもらおうというものだからだ。

 

私は随分と親不孝者のようで、親からはいつも「あんたは冷たい」と言われている。
確かに仕事があることをいいことに、なかなか実家に足を運ばない。
一般的に娘は実家に行くことが多く、母娘は一緒に食事に行ったり、買い物に行ったりするようである。
私の従妹たちも母の親しい方の娘さんたちも、多くの人がそのようである。
私は用も無いのにぶらぶらと買い物に行くのは好きではない。
そんなに暇でもないので、どうでもいい母の話を聞きながら食事をするのもめんどくさい。
大体、話しを聞くと何か頼まれごとが起こることも多いので、君子危うきに近寄らずという感じでもある。

こう書いてくると、やっぱり私は親不孝者かもしれないと思えてくる。
母の願いは全く無視しているからである。
母は4人姉妹の末っ子で、日本舞踊などやっていて、歌舞伎役者さんや宝塚の方たちとも親しかったりして、割とオシャレな人だ。
歳よりも若く見え、明るく元気でエネルギッシュな人なので、私が母の友人に会うことなどがあると「私の子じゃないみたいな子でしょ」と言っていた。
顔は結構似ているし、父には「全く同じことを言う」と言われるのだが…

母は姉妹仲良く過ごしているし友人も多いので、私が付き合わなくても寂しくはないと思う。
でも娘とどーでもいい話をしたり、用も無く出歩いたりしたいのだと思う。
分かっていますが、なかなかねー。

 

という訳で、年に4回だけはゆっくり実家にいる日をつくった訳です。
別に親の話を聞いてあげるわけでもないのですが、長時間実家にいるだけでも親は喜んでいるようだ。
私もすっかり大人になった息子をもつ親になって、この気持ちはよくわかる。
息子と一緒にいられるだけで、ちょっとした幸せが味わえる。
親とは馬鹿な存在である。

 

こんな企画に行く気はないわ!と言われそうですが、皆さんとの時間を大切にしていきます。
どうぞ日常から少し離れて語らうことを楽しみにいらしてください。
ちょっとした出会いなどもあるかもしれません。
私も皆さんとのひと時が過ごせればと願っています。

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