新しく出会った私の好きな所
夏休みも今日までですね。
夏休みと共に夏も去っていき、心地良い秋がやって来てくれるといいですね。
私の8月は定期的な授業がないので、遠出の仕事を受けることがある。
今年は高知~岡山へ出かけたのが一番の遠出。
今回は、その旅行記のようなブログにする。
高知は四国で唯一行ったことのない県だし、
私が昔から好きな先生の出身地でもあるので、大変楽しみにしていた。
研修の予定は2日間。
高知には前日の昼の便の飛行機で入るので、
滞在は2日半ということになる。
自由時間は、初日の半日。
快適なフライトで高知竜馬空港に着き、早速空港バスで市街地のホテルへ向かう。
ホテルは、「はりまや橋」のすぐ横。
日本3大がっかり名所に必ず入るというだけあって、「うーん、これかぁー」って感じ。
私は1人で動くのは嫌じゃない人なので、ホテルに荷物を置いて桂浜に行くか高知城に行くかを思案した。
桂浜はバスで片道30分。今から(1時半頃)でも十分行けるが昼食もとりたい。
市内を回ることにして、アーケード街を歩いて「ひろめ市場」へ。
高知のおいしいものを売っている店が集合している。
昼食時間は過ぎているのに賑わっていて、ショッピングモールのフードコートのようなつくりになっている。
自分で好きなものを買って、そこで自由に食べる。
私はお決まりの鰹を刺身で、どろめと呼ばれる生シラスなども買い込みテーブルへ。
偶然一緒になったおじさんと会話を楽しみながら美味しいものをいただいた。
そこから高知城までは徒歩で10分ほど。
周囲にある公園や銅像(高知は銅像が多い!!)を見ながら城内へ。
入り口の所に冷たーく冷やした(半分凍っている)おしぼりが用意されている。
とってもありがたく一息ついて、少しボランティアの案内のおじさんと話し、
高知の歴史紹介などの展示を見ながら天守閣を登り、高知の景色を楽しむ。
けっこう風が心地よい。
急階段を足元に気をつけており、次は竜馬生誕の地へ。
歩けないわけでもないが、懐かしい路面電車に乗っていく。
やなせたかしの出身地なので、アンパンマンの絵が描いてある電車もある。
竜馬の生誕地は碑が建っているだけ。
土佐藩は山内一豊の政策で、上士と下士という差別があり竜馬はその下士になる。
その境遇が阪本竜馬の自由と平等の意識の基になっているとも言われている。
でも竜馬の家は結構豊かであったらしい。
彼があれほど自由に動き回れたのは、その支えがあったからだとも言われているようだ。
ただし、このネタ元は「竜馬の生まれた町記念館」のボランティアガイドさん。
ここでゆっくり展示を見て、高知名産の柚子と蜂蜜のジュースを飲んで、
竜馬の絵の描かれた小ぶりの団扇をお土産に買い、ホテルへの路面電車に乗り込んだ。
1時半から5時半まで4時間。
自分のペースでゆっくりと街を楽しんで、ホテルの部屋に帰ってきた。
この後夕食に出かけるのだが、長くなるのでやめておく。
私の高知の印象は、とても良い。
人が優しく、人情に厚い。
(高知県は日本でもトップクラスの社会情勢の厳しい県だが、そんなことを感じさせない人柄)
食べ物が美味しい(特産品が多い)。
路面電車など街の雰囲気は良い。
(はりまや橋の周辺の小さな川をつくり、あずまやような建物もあり工夫されている)
驚くほど偉人の銅像がある。
今回は足を運べなかったが、周辺の自然は素晴らしいらしい。
今回の高知行で、いっぺんに私は高知県のファンになった。
是非、これからも応援していきたい。
もちろん、研修も皆さんのお陰で充実した時間になったことも報告しておく。