可愛いお隣さん

 3月下旬、隣に新しい家族が引っ越してきました。

以前住んでいた家族とは、随分長い付き合いで、
頂き物があれば、「食べてね!」といった物々交換から、
長期で家を空ける時には、飼っていた猫の世話をお願いしたり、
逆にその家族が飼っていた犬の世話を頼まれたりと、
同じ町内の中で、気心の知れたご近所さんでした。
しばらく空き家になっていて、早く新しい家族が
入るといいな・・、と思いながら、時々我が家の庭から
ホースを思いっきり延ばして、隣の庭の植木にも枯れてしまわないように
水をまいたりして待っていました。
半年ぶりに、引っ越してきた家族は、小さなお子さんが3人いる
若い夫婦です。
小学1年の女の子、年中の男の子、6ヶ月ぐらいの坊やの5人家族。
感じの良い若夫婦で、これから先、気持ちよくご近所づきあいが
できていけるのかな、とそんな印象を受けました。
私よりも家にいることが多い夫は、庭いじりをしていると
垣根の向こうから、「おじちゃん、何してるの」「それなあに」
と質問攻めにあうと言っていました。
もうすでに、関係作りが子どもたちから始まっているようです。
最初は植え込みの隙間から、
その次は玄関の方へ、次は、庭の中に・・・と、
段々とその距離が縮まり、最近ではデッキの所まで来て、
窓から部屋の中を覗いて、「すげ~」と言ってたよ、
と結構うれしそうに話をしてくれます。
その光景は、はっきり言って、孫とじいじの関係だと
思うのですが、彼らは、気を利かして、「おじいちゃん」ではなく
「おじちゃん」と言ってくれているようで、ありがた~く思わねば・・・。
実を言うと、もう一軒近くの中古住宅を知り合いの若夫婦が物色中です。
もし、彼らが近くに引っ越しをしてくるようなことがあれば、
年内にお子さんが生まれる予定なので、もう完全に
私たちは、じいじ、ばぁば・・・の心境に近くなるのでしょうか?
春の訪れと共に、嬉しい訪問者がやってきました。
小さな隣人たちに癒されるのも、悪くはない・・・・ですね。

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