クリスマスキャロル

 この時期街を歩いているとどこかでクリスマスソングが流れている。それらの曲をきくととても懐かしく思い出す出来事がある。短大生だったころクリスマスイブのミサに当時英会話を習っていた教会で合唱隊として参加したことだ。クリスチャンではなかったが、24日の夜のミサに参加し、この日のために練習をしたクリスマスキャロルを何曲か20人ほどの仲間と歌った。そしてミサの後で数台の車に分乗して、からだの調子がおもわしくなくミサに参加できない信者さんの家を一軒一軒まわり、その方の自宅前でロウソクを持ちながらクリスマスキャロルを歌ったことは私の大切な思い出だ。

「ノエル」も「クリスマスの12日」も好きだったが、なかでも私は「グロリア」が大好きで、途中で輪唱になるところが歌っていてなかなか気持ちがいい。また英語で歌っていたので、20歳のころの私には英語から直に伝わるアメリカ文化みたいなものを感じとっていたと思う。クリスマスのために何日も前から準備をして、イブの頃には離れて暮らす家族が皆勢ぞろいするという、今ではよく知られていることだが、その時の私はクリスマスはサンタがプレゼントを持ってきてくれるかカップルがデートするための日としか思ってなかった。

ウン十年たった今はクリスマスソングのCDを買ってきいていたが、昨年から機械がこわれたままだ。そろそろipodが欲しいなぁ~ サンタさんが持ってきてくれないかなぁ~

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