ありがとうオリンピック

 2週間あまりのロンドンオリンピックが終わる。
今年は、仕事もあって、なかなかゆっくり見る時間がなかったけれど、
女子卓球は、一番真剣に応援した。
私は、中学で、夫は中学、高校で卓球をやっていたし、社会人になっても、
会社の卓球クラブに所属して、東京、大阪支店対抗の試合にも
出ていた。
子どもたちにも教え、小学生の頃は、市内の卓球場を借りて、
よくやっていたし、その影響で、長男は、中学、高校で卓球部。二男も中学は卓球を
やっていた。
オリンピック競技の中では、一番身近なのが、我が家では卓球なのだ。
今年の女子は、本当に強かった。
試合をするたびに、強さを増して行った気がする。
数年まえから、石川佳純選手には、注目していたし、もちろん、福原愛選手のことは、
日本中の人たちが、小さなころから、見てきているわけで、その応援の気持ちも、
付け焼刃ではなく、ずっと前から、知り合いみたい、姪っ子みたいなかんじであった。
世界卓球も、真剣にみていたけれど、やはり、オリンピックの舞台は格別。
メダル確定は、うれしかった。
それも銀メダルである。
私が卓球を始めたころは、まだ、日本の卓球が世界を席捲していた頃で、
地元瀬戸市の出身の長谷川選手という名前が、伝説のように、言われていたころ。
そのころ、オリンピック種目だったら、金メダルをとっていただろうに。
マイナーだけど、結構激しいスポーツで、中学時代の練習は厳しかった。
基礎練習で、グランドを何周も走ったし、フットワークをよくするために、
反復横とび、柔軟体操、馬跳びなど、いろいろメニューがあって、
夏休みは毎日練習だった。
台に向かっても、同じ練習をみっちり、サーブや、レシーブの練習、
ダブルスの練習、試合形式の練習・・・
 
家でも、素振りと、天井からつるした球打ちは、毎日欠かさなかった。
男子と一緒に練習して、強い球をしっかり受ける練習もした。
中学の夏休みの思い出は、とにかく、汗をかいて、
卓球の練習に明け暮れたこと。
そんなことを思い出しながら、日本選手の活躍を応援した。
一進一退の攻防、一点の重み。
ジュースになって、どちらがゲームを取るのか、ハラハラしたり。
自分も一緒に戦っているかのように、声を思わず出しての
応援。
やっぱり、オリンピックならではの、ことかもしれない。
真剣に挑む、その姿を見ていると、勇気をもらい、チームメイトを思いながら、
自分の役割を全力で果たそうとする雄姿は、素晴らしい。見るものに感動をくれる。
女子卓球団体
女子サッカー
女子バレー
女子メドレーリレー
女子バドミントン
女子の活躍が、とくに目立つように思うのは、私だけだろうか。
さてさて、つぎのオリンピックから、ゴルフも競技種目に加わるそうな。
また、注目する楽しみが増える。
4年後、わたしはそのころ、どんなふうに過ごしているだろう。
それも、楽しみなような、ちょっとこわいような。
元気にスポーツしていたいものだ。

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