グループファシリテーターの会 Seeds



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6月の例会


今月も引き続きルソー著「エミール』を読んでいます。
4月から読み始めた中巻ですが、頁も丁度中間部分となりました。
 前回の「サヴォワの叙任司祭の信仰告白」からルソーが導きだしたのは、「自分の内面の光に教えを乞うこと」です。
ここでは、ルソーが示す信条が述べられます。ルソー自身の哲学ともいえるものです。
 それは、知性と善性を持った神が存在していること。神は人間に自由意志を与えてくれ、自分の意志でよいことを行うことを望んでいること。よいことをした人には、死後に幸せが与えられていること。人間の魂は不滅であり、どんな不遇な状況にあっても、自分の良心に問いながら、また自分の心に働きかける良心を大切にして生きていくことを大事にすべきだ、という問いかけが読み取れます。

 ラボラトリー体験学習でも、「ちょっと意識してみること」これは、自己成長への手がかりになります。
ルソーの良心に働きかける自己を意識していくという姿勢は、ラボラトリーとも重なるところでもあり、今回も中々読み進まない中にあって、光がさすというか、とても親しみを感じて共感したところです。

この他にも・・・・たとえば、
「自分がしたいと思っていることについて、自分のこころにきくだけでいい。私が良いと感じていることはすべてよいことなのだ。悪いと感じていることはすべて悪いことなのだ(P212)」

「良心はけっしてだますようばことはしない。良心こそ人間の本当の案内者だ。良心に従う者は自然に従い、決して道に迷う心配はない。これはだいじな点だ(P213)」

印象に残った箇所として、メンバーから挙がった箇所ですが、ルソーのメッセージが、時を超えて聞こえてくるようです。

 ところで、毎回文献担当者はレジュメを用意するのですが、担当者によって、形式や内容も個性があります。
そんな中、今回はちょっと新しいレジュメが提示されました。それもメンバーにとって新鮮だったと思います。

 運営の話し合いでは、エミール「中」に続き、エミール「下」の分担を決めました。2018年1月で完読予定です。
 
どうぞ、もうしばらく、私たちとルソー著「エミール」におつきあいください。

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