11月の報告

今月も「賢い組織は『みんな』で決める リーダーのための行動科学入門」のパートⅡのChapter8を読みました。

Chapter8は「群衆は賢いか」というタイトルでコンドルセの陪審定理を中心に述べられているところでした。大数の法則や多様性の大切さ、数が多い方が正解に近づくことなどが書かれており、偏りがあることの怖さや偏見があることは危険であり、過ちを犯すことがあることも書かれていました。
一読した時は、メンバー誰もが「何のこと?」と思ったと言っていましたが、担当者の詳しいレジュメによって、「ふーん、そうなんだ」というところまでは、理解を進めることができました。

また、メンバーで意見交換しました。
「多数決を疑う」坂井豊貴 著(岩波新書)という本にも同じようなことが、選挙の票の割れを防ぐ(ボルダールール)というようなことで書かれているということも紹介されました。

次の章は専門知識の役割と集団がそれを活用するには何をすべきかについて書かれているようで、更に理解が進むことを期待したいです。

後半は例会として、年賀状や新年会の打ち合わせなどして楽しい雰囲気で終わりました。

例会に先立って11月13日に「自由に語り合おう~実家に帰ったみたいに~」を行いました。
今回は5人の方が足を運んでくださり、わいわいと日頃はちょっと話せず過ごしているようなことを語り合って過ごしました。
次回は2月6日(水)14:00~17:00で行います。
どうぞお気軽にいらしてください。