小出公子  Kimiko Koide

金融機関勤務を経て結婚のため退職。転勤族だったこともあり、子育てに関する悩みをきっかけに「人の話をきくこと」について学び始め、ラボラトリー方式の体験学習に関心を持つ。
社団法人日本産業カウンセラー協会にて企業研修のスタッフや働く人の相談業務に関わる。現在は行政の職業相談員として、職を見つけることが難しく経済的にも厳しい状況である相談者の自立へのサポートをしている。生涯学習センターや「ヤングジョブ」就職支援セミナー、NPOスタッフ研修等担当。
産業カウンセラー。

杉山郁子  Ikuko Sugiyama

南山短期大学人間関係科研修生を経て、名古屋いのちの電話訓練担当主事として、研修のプログラムの立案・実施、相談員のケアーなどに当たり、5年余の勤務の後、出産・育児のため退職。その後30年以上にわたり、看護・教育・生涯学習・ボランティア活動の場などで、ラボラトリー方式の体験学習を用いた学びのファシリテ ーターとして活動中。名古屋学芸大学・椙山女学園大学などの大学と医療系を中心に専門学校で非常勤講師として働く。社会という集団(学校・職場・家族・友人関係など)の中で、一人ひとりがその人らしく、生き生きと生活できること(自己実現)や一人ひとりのもつ力を日常的に生かすことに関心が深い。組織や集団の成長や、その中でメンバーがどのように働き・成長し ていくのかを視点の中心におき、ラボラトリー方式の体験学習を知ることで誰もが学びを活かしていけるようなファシリテーター(援助促進者)としての関わりを大切にして活動を続けている。学習者とファシリテーターが共にあることも常に意識している。地域の活性化にも関心が深く、「西福寺おかげさま食堂」をはじめとするボランティア活動にも力を発揮している他、SDGs(持続可能な開発目標)にも関心を寄せている。JLTA(日本ラボラトリートレーナーの会)会員、人間性心理学会会員、東海心理学会会員。教育ファシリテーション修士。

諸岡千佐子  Chisako Morooka

総合商社にて営業事務職を経て、サンフランシスコへ短期バレエ留学。帰国後、南山短期大学人間関係科ワークショップ「自己表現」学外講師を1985、86年と担当。リチャード・メリット司祭の教会にて日曜学校教師を担当。ファシリテーターについて再び関心を持つ。南山大学心理人間学科合同研究室、南山大学教員養成GP推進 本部事務局(2002〜2007)を経て、現在、日本聖教会中部教区センターに勤務。これまでに、三重いのちの電話第1期電話相談養成講座講師、愛知聖ルカセンター「わたし探しの広場」、中部大学キャリア支援室キャリアカウンセラー、生涯学習センター主催の研修等を担当。グループや集団の中で、一人ひとりの持ち味(賜物)が 十分に尊重され、発揮されていくためのグループの力や個々の人間性の回復に関心がある。