ポトフと美術館

数日続いた夏日から、5月の気候にまた戻ってきました。今夜はまた長袖を着ています。
しばらくは、寝具もタオルケットと薄手の布団の使い分けが必要ですね。みなさんも体調にはくれぐれも気をつけてお過ごし下さい。

久しぶりに娘からのラインメール。
なんか体が重くて浮腫んでいるみたいと・・・。
そういう私も体が重いように感じていたので、「私もそうだよ」と返信。
むくみを取る食べ物って何があるだろう・・・とスマホで調べてみたところ、「生姜、しそ、シナモン」などを上手に使った料理の紹介がありました。

鶏肉でしょうが入りポトフ、とうもろこしも入れてみてはどうでしょう・・・。
冬瓜をいれても利尿効果があるのでさらに効果抜群とのこと。
なるほど!娘にもオススメして、私も作ってみました。

生姜を入れることで、ぐっと味が引き締まります。
機能低下気味の自律神経をじんわり刺激してくれるようで、気分もからだも少し軽くなっていくように思えます。
ポトフは冬の定番と思わずに食べてみるといいですね。
夏のおでん?でしょうか・・・・。
そんな情報もインプットされていたので、先日久しぶりに栄に出かけ、一人ランチをすることになり、
その時もそう言えば、白ごまご飯にトムヤンクン風のスープを選んでみました。
ホクホクの鶏肉にまろやかなココナッツミルク、そこにカリカリとしたキャロットコーンの食感。
香辛料とレモンの効いた酸味がいい具合にミックスされていて、とっても美味しかったことを思い出しました。
なんか、この味にもハマりそうです・・・。

このブログを書きながら、今夜もポトフを作っているところですが、家人はポトフがあまり好きでないので、
この滋養たっぷりの一品は、私が独り占めすることにします。

さて、今日は午前中の用事を済ませてから、以前から気になっていた古川美術館に行ってきました。平日だったこともあり、訪れる人も多くなく、静か〜な雰囲気の中で、午後の時間を過ごしてきました。

展示のタイトルは、「色彩からのメッセージ」
「赤、橙から黄、緑、茶、青、白から黒」と、それぞれの色ごとに作品を紹介しながら、色の持つイメージを紹介しています。
すべて日本の画家の作品ばかりでしたが、それぞれの色がもたらす印象やイメージを膨らませながら絵画を鑑賞してみると、お腹の奥の方にまで、その色の持つエネルギーが響いていく感じがして、ふわっと心地よい気持ちになりました。
繊細な日本画の筆遣いや構図の様など、一つ一つの作品の完成度も素晴らしかったです。

もう一つは、分館の爲三郎記念館での特別展「高北幸矢インスタレーション、落花、未終景」
落花した椿(木彫り)が、数寄屋建築の館内と庭のいたる所に・・・。
こちらは、なんというか、「すご〜い!」という言葉に尽きるのですが、見ている人をここの空間に、ぐいぐいと引き込んでいくエネルギーがあって、とにかく圧倒されました!!
百聞は一見にしかず・・・です。
よかったら、行ってみてください。
お庭を眺めながら、美味しい和菓子とお抹茶が頂けるのも、私的には嬉しかったな・・・。

今日は一人で過ごす美術館巡りだったので、何かしら非日常の世界へ舞い込んだ感もあり、未だにちょっとふわふわした気持ちが抜け切れていません。
それにしても、圧倒されすぎたのかな??

さて、ポトフも柔らかく煮えてきたようなので、今日のところは、そろそろおしまいにします。