新しいバス停

4月になってから、時々最寄りのバス停から駅までのバスに乗る。

うちは駅まで3.5㎞ほどあり、歩くには少し距離がある。

しかも高台なので坂道がある。

そのため、普段は車で行動することが多いが、行先によってはバスに乗ることもある。

 

久しぶりにバスに乗るようになったら、新しいバス停が増えていた。

そこのバス停で降りると、大型スーパーが近くなるし、

コンサートなどが行われる文化会館も近くなる。

駅まで行ってしまうとそのスーパーには少し遠いし、文化会館は駐車場が少ない。

そのため多くの人が「ここに停まってくれたら少し行動範囲が広がるのに」

と思っていたところに、バス停が新設された。

 

私の住む市は、私鉄のバスなので料金も高い。

そこで、200円以上かかるところは、

10時から16時の昼間の時間帯だけ、200円の打ち止め料金にしていた。

それもなかなか良い施策だと思ったが、

車を運転しない高齢者のためにも、

経済活性化のためにもバス停新設は、非常に効果的な施策だと思った。

前よりもバスの利用者も増えているようだに思うと、

利便性は、いかに大事かがわかる気がしたし、

バスという乗り物は本当に自分たちの足という感覚なのだなと改めて思った。

 

よく聞いてみると、町内の老人会が、車に乗れなくなった人が買い物難民にならないためにも

バス停を作ってほしいとがんばったらしい。

市の予算を使って大掛かりな工事などをしたよううだが、

このバス停新設のために動いて下さった方々には感謝したい。

そうしたところが他にもあるなら、ぜひそういうことに税金を使ってほしいなと思った。

 

ただ、自分の身近な出来事で、自分にも利する事にはこのように関心をもてるが、

自分から遠くなればなるほど、どうでもよくなる私がいる。

どうしたらそうならずにいられるのかは、自分でもよくわからない。

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